自転車業界誌発行 Cycle Press/サイクルプレス
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【2016年11月号】「TAIPEI CYCLE 2017」プレショー記者発表会、台中市で10/19 に開催
 

2018 年の台北ショーは会期を変更、10月31 日~11月3日開催が決定
 
革新的なハイエンド新製品の発表の場としての役割を再強化
 
taitra
 
 台北国際自転車展(TAIPEI CYCLE)を主催するTAITRA(台湾対外貿易発展協会)では30周年を迎える2017 年の開催に向けて恒例の「プレショー記者発表会」を10 月19 日に台中市で開催、鮮やかなコーラルオレンジの新しいロゴとスローガンをバックに例年通り新企画の数々、さらにd&iアワード受賞製品などが国内外から招待されたメディアにスクリーンで紹介され、今回は会見中の質疑応答で2018年は10月31日~ 11 3日開催という大きなサプライズが用意されていた。
 
30周年を迎え、新デザインの台北ショーロゴが登場
 
 台北ショーロゴの新しいデザインは「サイクリングの新しい世界観」という新たなスローガン(標語)とともに生まれた。新しいトレンドや革新的製品を直に目にすることができ世界の自転車業界にとって欠かせないショーとして大きな役割を担うことを目指す主催者の願いが込められている。
 
 以前からTAITRA の黃文榮秘書長は「台北ショーにはハイエンドの革新的新製品を展示する場としての明確な位置づけがある。そうでないとショーの将来に安定性が失われる」と語っているが、近年の台北ショーはアフターマーケット向けショー的色彩が濃くなり、2016年台北ショーの海外バイヤーもアジア58%、欧州21%、北米11%と近隣のアジアからの来場者が多くを占め、ローカルイベントとしての色合いが強まる傾向にあった。
 
 このため、業界内では3月は製品開発計画やビジネスにとってはいいタイミングだが、台湾新製品の発表の時期としてはベストでないとの声が上がり、台北ショーの会期の変更について議論がなされてきた。議論を重ねた末、2018 年に会期を秋のゴールデンシーズン(かき入れ時)が始まる10月に移すことが固まり、最終的に10月31日~11月3日の開催が決定、会見中の質疑応答で発表されたのだ。
 
 この会期変更についてTBA(台湾自行車輸出業同業公会)の羅祥安理事長は「2018 年の新しい会期はユーロバイクの会期変更(8月下旬から7月初旬開催へ)ともバランスがとれている」と述べ、また例年10月に台中で開催され急速に拡大しているOEMイベント、台中バイクウイークとバッティングするのではないかとの質問に答えて「台中バイクウイークに取って代わるものではない。台北ショーはOEMビジネスも促進できる一方でトレンドを造り出し、革新的製品を展示する国際ショーだ」とその特性を強調した。
 
 そしてTAITRA の黃文榮秘書長は「TAITRA は業界の総意に諮ることなく決定を行うことはしない。何よりもまず台湾の自転車業界に尽くすことが第一で、すべては業界の利益のためになされている」と話し、両氏に先立って発言した美利達工業の鄭文祥副総経理もOEM ビジネスはアフターマーケット向けとはニーズも目的も異なる点を踏まえて「その両方の仕事を同時にひとつ屋根の下で行うのは容易でない」と語っている。
 
 更に詳しくは、「サイクルプレスジャパン」11月号で。