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【2016年7月号】VPグループの中国・嘉善工場(MODUS)製欠陥シングルハブが春需の日本業界を痛撃
 

コスト削減と生産効率アップ最優先の企業体質の落とし穴
日本企業が背負う台・中企業へのブランド&技術売却リスク

 
 今春需前の2月、日本国内市場では低価格帯の軽快車を中心に台湾・鋐光實業(VP)が中国浙江省の嘉善工場で製造したシングルハブ搭載車に異音や歯とびなどの回転ズレといった不具合が発生し問題化した。今年5月の上海ショー会場でもその話題で持ちきりとなり、それを契機に当該ハブ搭載車を出荷していたブリヂストンサイクルや丸石サイクル、ホダカ、アサヒサイクルなど完成車各社は多忙期とも重なって回収や交換作業で大わらわだった。一部では5000 台の回収もあったという。また、搭載された不具合ハブにはすべて「Nakano」の刻印があったことから実際の製造者ではない( 株) 中野鉄工所への問い合わせも相次いだ。VP への売却後10 年でMODUS 生産による「NAKANO」ブランドはその信用を完全に失った。
 
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▲左:MODUS 15-CB の回転ズレの傷跡
▲右:NAKANO の刻印が見られる(MODUS 16-A)
 
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