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【2016年6月号】第26 回中国国際自行車展覧会(上海ショー)が5月6日から9日までの4日間、 上海市虹橋ビジネスエリア核心区の国家会展中心で開催
 

過去最多の出展社数も欧米スポーツブランドの直接出展が激減
 
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 第26 回中国国際自行車展覧会(上海ショー)が5月6日から9日までの4日間、上海市虹橋ビジネスエリア核心区の国家会展中心(上海)で「融合・革新・発展」のテーマのもと開催された。昨年新設された15 万㎡の巨大会場には、中国をはじめ世界27 ヵ国・地域から過去最多の1322社(うち海外110 社)が6853 ブースを出展。このうち自転車は完成車が266 社、パーツが691 社、電動自転車(E バイク)関連(完成車とパーツ)が130 社、自転車アクセサリーやアウトドア用品が131 社で、中国からのE バイク輸出増加に伴い、リチウムイオンバッテリーを搭載した電動自転車の出展社が昨年に比べ25%増え、サイクリングの普及によりアクセサリーなどの出展社も33%増加した。なお、公式な来場者数は現時点(5月23 日)で公表されていない。
 
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▲左:挨拶をするCBAの馬中超理事長
▲右:中国初の自転車研究製造開発センターの調印式

 
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▲左:常連のGIANT、MERIDAと共に今年はキャットアイが初受賞したデザインアワードの表彰式
▲右:ABA会議に出席するために会場入りした渡辺恵次自転車協会理事長とTBAの羅祥安理事長(左後ろは自転車協会の難波秀樹業務部部長)

 
ショーテーマは「融合・革新・発展」
 
 ショー初日のオープニングセレモニーで主催者の中国自行車協会 (CBA)の馬中超理事長は低迷する中国経済のもと、国内の自転車市場もまた調整と変化が求められる時期に入ったことを認めながらも、「上海ショーは中国とアジアのブランドが革新的な製品と自転車業界の新たなビジネスモデルを披露する絶好の場である」と挨拶。また、同セレモニーで巨大な自転車産業への研究活動や優秀な労働力養成の必要性の高まりと2015 年に発表された国家的目標「中国製造2025」に応えるために設置される中国初の自転車研究製造開発センター(自行車智能製造研發中心和示範基地)建設の調印式が行われた。自転車産業と学術機関 ( 上海第二工業大学) の連携が実現した同センターはビッグデータやノウハウを活用することによって自転車の製造能力を高めるとともに「スマート自転車」や環境に配慮した部品を製造するという。
 
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▲昨年以来GIANT もMERIDA も厳しい戦いを強いられている

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▲左:2017年モデルからスペシャライズドのOEM を請け負うことになった天津富士逹のブース
▲右:昨年は主力ブランドすべてを出展したアクセルグループ

 

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