自転車業界誌発行 Cycle Press/サイクルプレス
国内外の自転車ビジネスと文化の最新情報を多言語でレポート

【2016年5月号】2016年春需市況:低迷した今春需商戦、アベノミクス効果なくスポーツ車販売にもブレーキ
 

春需時期には見られなかった今年度スポーツ車モデルのセールも
 
今年の春需市況について「凍れる春需」といった卸商社のトップがいる。天候不順もあり、昨年よりもさらに遅くなった今春需は市況の冷え込みが厳しいことが予測されたことから量納卸などはリスク回避に向け出荷台数調整を行い、一部のメーカーはリニューアルを最小限に止めたが、実際、予測通り消費者の財布の紐は固く、消費意欲の減退からこれまで好調だったスポーツ車販売にもブレーキがかかるなど今年の春需は天候同様の花冷え市況となった。
 
完成車の平均単価アップは20%前後
 
 ボリュームを稼ぐ量販店の春時期チラシの完成車価格から軽快車市場の中心価格帯がある程度予測できるが、昨年同様に自転車の全面広告露出が少なかった今年の量販店の春需商戦のチラシでは、いわゆる客寄せ価格戦略としての低価格車はコーナンのPB 車で27 型シングルのシティサイクルが1万0800 円の価格で掲載されていた。ほぼ同程度の商材が昨年は1万円を切る9700円で掲載されていたことから、今年は10%アップだった。また、量販店の自転車専門店展開をとるサイクルオリンピックのケースでは27型の外装6段が2万6800円で昨年に比べ20%のアップとなっていた。
 
続きは、「サイクルプレスジャパン」2016年5月号で。
 
「サイクルプレスジャパン」定期購読のご案内は こちら